船舶からの液体化学品受入に始まり、タンクローリーへの積込やドラム缶などへの充填および出荷、さらに隣接するお客様の工場とのパイプラインを通じた送液・受液の作業など、現場業務を一通り行っています。
各業務を担当する作業チームがローテーションで組まれており、担当業務はおおむね1カ月を目途に交代します。そのため、受入から払出までの一連の作業を全作業員が覚えられることが、当社で働く魅力の一つです。
仮に担当者が休んだ場合でも、他のチームが応援に駆け付けるなどしてフォローしますから、業務が滞ることはありませんし、みんなが成長しやすい環境だと思います。
高校在学中に危険物取扱者の資格など、複数の資格を取得しました。せっかく資格を取ったので、これを生かせる職業に就きたいと思っていたところ、学校から紹介されたのが、シンコーケミカル・ターミナルでした。
さっそく会社説明会に足を運び、実際の現場を見せていただいたのですが、そこで働いていた先輩方の生き生きした様子が印象に残り、「ここで働きたい」と決めました。実際に入社してみると、上司も部下もフランクで仲が良く、担当業務の割り振りなども話し合って決めるといった、チームワークのよい会社だと感じます。
危険物を扱う仕事ですから、事故のないように細心の注意を払いながら業務に携わっています。火気厳禁は当然ですが、静電気にも気遣う必要がありますし、溶剤が皮膚に直接触れるようなことがあれば、けがをするおそれもあります。ちょっとしたミスが大きな事故につながる可能性もあるため、現場では多くのマニュアルを用意しており、それを確認しながら進めるように徹底しています。
また、作業内容に変更があるときなどは、マニュアルの改善や新しく作成することも重要な業務です。さらに、ISOの手順書を月1回読み合わせするなど、安全に対する意識を高める活動もみんなで徹底しています。
現在は係長という立場で現場を任されていますが、この先、管理職を目指して、さらにステップアップしていきたいです。そのためには、現場マネジメントにおける知識や経験が不足していると感じており、上司の方に教わりながら一つひとつの業務を習得している段階です。それと同時に、後輩の育成も大切な仕事ですから、マニュアル作成や安全意識の啓蒙に努めながら、これから入社される方が働きやすいと感じられる環境を整備していくことも目標にしています。
私たちの仕事は基本的に、決められた業務をスケジュール通りに進めることが大切です。ただ、作業には波がありますし、予定外の業務が入る日もあります。そうした日でも計画通りに仕事を終わらせることができたときに、やりがいを感じる仕事だと思います。
現場作業がメインなので、最初は体力的にも大変に感じるかもしれませんが、働いているうちに慣れてくると思います。チームワークを重視した働き方が好きな方にも適していると思いますので、ぜひ当社にチャレンジしてください。